「海」「土」「森」−自然とのふれあいアルバム

忙しい毎日。でもちょっとだけ自然でのエピソードを読みながら、あの「海の鮮やかな青」「土のにおい」「森の気持ちよさ」思い出してみませんか?

野草を摘んで天ぷらに

      2018/04/20

職場の仲の良い同僚何人かと体験プログラムに参加したことがあります。

森の中のキャンプ場が主体となって行うもので、その名も野草の天ぷら。

何人かは家族サービスで自分のお子さんも連れてきていました。

その名の通り野草を自分で摘んできて、バーベキュー用の施設で天ぷらを作るというプログラムです。

ただ、面白かったのが野草に関する事前説明がほとんどないことです。

決められた時間で決められた敷地内を歩き回り、自由に草や花をとにかく集めてくる。

集めたものを係りの人がチェックをしてくれて、食べられるか食べられないか教えてくれる。

食べられるものを天ぷらにして食べてみようというプログラムです。

説明は唯一ウルシについてのみ。かぶれるので三又に分かれている葉がついた植物には触らないほうが良い、という説明があったのみでした。

その後は自由行動。直観のみで美味しそうな野草を探します。

大人は多少の知識がありますので、おいしそうな野草を探します。

得体のしれないものにはあまり手を出さない人が多かったです。

時期は5月のGW。見知った蕨のような山菜はあまりなかったのですが、タンポポは残っていました。

誰かが「確かタンポポは食べられるはず」と言ったので、葉っぱや茎、少しだけ残っている蕾を一生懸命かき集めました。

ほかにも確かつつじは食べられたよねえ、とか知識を総動員して食べられるものを集めてゆきます。

一方子どもたちはとても自由でした。

特に男の子は文字通り、直感でどんどん積んでいきます。

ドクダミを山盛り袋に詰めている我が子を見た同僚が

「ドクダミの天ぷらっておいしそうな予感がしない」

と呟いていたのを思い出します。ほかにもスズランをたくさんとっている子もいました。

我が家の庭に生えているような雑草も物怖じせずに摘んでいて、子どもの自由さをうらやましく思いました。

制限時間になり、いざ実食。

係の人に仕分けてもらって、食べられる食材は集めた食材に比べると随分少なめでした。

天ぷらにするのは女性陣の出番です。おしゃべりしながら衣をつけて、混ざらないように挙げていざ実食。

ドクダミの天ぷらは想像通りの強烈さでした。タンポポは誰かの知恵の通り美味しかったです。

意外とエゴマのような味のする葉っぱや、葉っぱ味以外に表現しようのない味の雑草もありました。

野菜って今までの人類が美味しくした産物だったのだなと思いました。

子どもがいると面白い企画だったので、親戚の子でも連れてまた参加したいなと思いました。

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