「海」「土」「森」−自然とのふれあいアルバム

忙しい毎日。でもちょっとだけ自然でのエピソードを読みながら、あの「海の鮮やかな青」「土のにおい」「森の気持ちよさ」思い出してみませんか?

春の味覚を探して

   

私達家族は、毎年春になると恒例の行事があります。

春の行事の訪れを知らせてくれるのは、子供たちの運動会と、近くの農家さんが田んぼの苗を植え始める時期が行事開始の合図なのです。

毎年、その時期になるとそろそろだねと家族で話が出ます。

主人の仕事が休みの時、子供が部活などの予定が無いときを狙って車で1時間ほどの場所の森林へ山菜取りに出かけるのです。

春の山菜と言えば、こちらでは、うどや、こごみ、たらの芽、ふきなどがあります。

山菜のある場所というのは、山菜を取る人にとっては教えたくないらしいですが、私たちはどこに山菜を取りに行くの?と聞かれたら、なんの躊躇もなく教えています。

だって、春の味覚って本当に美味しいんです!

旬だからっていうのもあるとは思うんですが、きっと自分達が苦労して取ってるからっていうのもあると思うんです。

そういう気持ちを、他の人にも味わってもらいたいなって思うからなんです。

それに、誰の土地でもないですから、独り占めすることはしません。

これらの山菜を袋いっぱいに取るのが本当に楽しい家族の思い出作りの一つになっています。

山菜は、沢山取れるので私たち家族3人では食べきることは難しいので、お友達や、義父母におすそ分けしたりして、毎年喜ばれています。

山菜は、捨てるところがほぼありません。

なので、帰宅したあとの調理にはとても時間がかかります、うどの穂先の天ぷらなどを毎年調理しているのですが、天ぷらを揚げるだけで3時間以上もかかるんですから、もうレストランを開店してもいいくらい天ぷら揚げてます。

その日は天ぷらだけではなく、うどの酢味噌和え、こごみのあく抜き、ふきを茹でて皮をむいたりと夜中までの作業になってしまいます。

それでも、1年に1度の美味しい旬の食材の為に、家族総出で頑張って調理しています。

今年も、5月の下旬ごろが山菜の季節になります、今回の山菜取りには友達家族も一緒に連れて行ってほしいと頼まれているので、いつもより賑やかになること間違いなしです。

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