「海」「土」「森」−自然とのふれあいアルバム

忙しい毎日。でもちょっとだけ自然でのエピソードを読みながら、あの「海の鮮やかな青」「土のにおい」「森の気持ちよさ」思い出してみませんか?

家族で海水浴、いつも陸にいた私

      2017/03/29

小さいころ、両親や親戚と海へ行った写真があります。その写真はもうセピア色で時代を感じさせます。

でも水着は着ていなくて、女の子はワンピースで、きっと足だけピチャピチャと水につけて遊んだ程度だったのでしょう。

私の父は仕事1本の人でした。アウトドアとか興味もなく、山がたくさんあるのに私たちを連れてスキーを楽しむとかも一切しなかったので父親と海に行った記憶はありません。

そんな私も旦那と結婚し、子供も小学生と幼稚園になりました。

4年位前からは毎年車で1時間程の海水浴場へ行くのが夏の恒例のイベントのようになっています。

私とは違って、主人はアウトドア好きで、主人のお父さんは家族で海や山に行く人だったので、主人にとってはそれが当たり前なんですね。

子どもを海に連れて行くのは危険もありますから、目が離せませんが、とにかくとても楽しそうで、イキイキしています。

だけど私はいつもそれを砂浜から見守る役でした。

この年になるまで海に浸かる事がないまま大人になってしまったので、私の中で海は「見るもの」なのです。

敢えて入ってもベタベタするし日焼け止めも落ちちゃいますよね。

子どもは旦那が見てくれるので私はビーチのテントの下でいいのいいの、と。

ところが今年は違ってしまいました。

子供達が誘うのです。

私にも一緒に入ろうよ、と。

ニコニコと笑顔で、一緒に行こうよ、と。

子どもにそこまで言われると母親は弱いです。

一大決心をして子供達と一緒に海にはいりました。

歩いていくたびに水位がどんどんあがります。膝、太もも、お尻、お腹、胸。

内心「ヒャー。。。」という感じでした。お風呂ともプールとも違う、冷たいような温かいようなこの感覚はなんだー?とドキドキしながらです。

子供達はもう慣れっこでどんどん浮き輪にしがみつきながら進んでいきます。

目標の岩場の近くまでくると、見えないけど、足元に海藻のようなのがあるようで足の裏にまとわりつくし、岩はゴツゴツしていて水中でもぶつかると痛いのです。

岩場に上るにも滑るので手足をすかって這う様に上らなければなりません。

岩場から海に入るときも、もし飛び込んだりしたらすぐ下に岩があるかもしれないから絶対に飛び込んではいけません。

色々な日常生活では体験できない事が海にはありました。

私はこの年になって子供に誘われて初めてこういう経験をしたけれど、やっぱりなるべく小さな内にこういう経験はしておくべきだなと改めて思いました。

岩場から帰るころには私もだいぶ海に慣れ、年甲斐もなく思いっきりバタ足したら翌日ものすごい腰痛になりましたが。

でも海に浮かびながら子供達の笑顔を間近で見られたあの時間はとても幸せで、この夏の大切な思い出になりました。

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