「海」「土」「森」−自然とのふれあいアルバム

忙しい毎日。でもちょっとだけ自然でのエピソードを読みながら、あの「海の鮮やかな青」「土のにおい」「森の気持ちよさ」思い出してみませんか?

初めての庭づくり

      2017/02/26

家を買うことを決めた時、どうしても欲しかったのは土の庭でした。

私の育った家はとても古い家で広い庭があり、小さな林があるほどでした。

縁側から庭の草木を眺めながら四季を過ごし、柿の木やモミジの木に登ったり、泥コーヒーや泥だんごを作ったり、常に土の庭と共にある生活でした。

どうしても、リビングから庭を眺められないと嫌だったので、ただでさえ狭い坪数なのにセミオーダーで、間取りを自由に決められる家を選び、リビングを削ってまで庭を設置することに決めました。

庭つき住宅を購入したはいいものの、生まれたばかりの子どもがいては、すぐには庭の整備もままなりません。

当初は荒れ放題、雑草伸び放題の庭でしたが、子どもが少し大きくなると、やっと庭づくりを始めることができました。

まず、土との格闘でした。

元々畑だった土地だったので、土の状態は栄養豊富、いい土だということでしたが、ミミズが次から次へと出てきます。

掘り返すと至る所にダンゴムシがわんさか出てきて、子どもは大喜び。

木を植えるために深く掘り返すと、やたら大きな石に当たってシャベルが進まなくなることもしょっちゅうでした。

子どもが小さなシャベルで花壇の土をつつき回す横で、こちらはフウフウ言いながら、やっとのことで木を植えようとするのですが、実際生まれて初めての植木なので、勝手が分かりません。

とりあえず掘って、鉢からひっくり返して植えるのですが、根が崩れてしまって大騒ぎをしたり、掘ってみた深さと合わずに盛り土でごまかしたり、散々で素人丸出しの庭づくりになりました。

しかし、数本の木を植え、花やハーブを植えたところでそこそこ出来上がってみると、小さな庭ながら何とも幸せな気持ちになりました。

土いじりをするのは、果てなく癒される行為なのだと実感します。

子どもが、昔私が遊んでいたように、植木鉢の土を掘り返して移動させたり、苔の生えている土をほじくっているのを見ると、リビングは狭くなってしまったけれどこれはこれでいいなあと、夢中になっている子どもの様子を見て改めて思いました。

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