「海」「土」「森」−自然とのふれあいアルバム

忙しい毎日。でもちょっとだけ自然でのエピソードを読みながら、あの「海の鮮やかな青」「土のにおい」「森の気持ちよさ」思い出してみませんか?

土は私の癒しの素

   

私は結婚当初自分の実家で1年暮らし、その後中古一戸建てを購入しました。

家自体はそれ程気に入ったとは言えなかったのですが、庭に魅かれて購入したと言っても嘘にはなりません。

前の住人がガーデニング好きだったのが植えてある植物の多さと、花を植える為の花壇のスペースが多い事から分かりました。
土に触れる事の出来る空間が私には魅力的に感じました。

4月に入居する準備の為3月に入ってから庭の剪定を始めました。

約二年間空き家だったその庭は、大きな樫の木が伸び放題になってうっそうとしていました。

木の下は冬場に落ちた枯れ葉がいっぱい積もっていました。

枝を剪定し落ち葉を片づけると沢山の水仙が既に芽を出していました。

どんな花が咲くのだろうととても楽しみだったのを覚えています。

そしてガレージ横の深い花壇、ここはセイタカアワダチソウが沢山生えていたのでバンバン抜いて行きました。
庭中の草もどんどん抜いて片づけると土が見えて来ました。

その時はただの土、でもこれから何処にどんな花の種を蒔こうか、夏にはどんな花が咲いているんだろうと考えただけでもワクワクしました。

その年に私が夏へ向けて蒔いた花の種は30年経った今でも覚えています。
ガレージの向かって右にはひまわりの種、夏には私の背丈よりも高くなってずらっと並んでいました。

近所の保育園の幼児が母親に連れられてやって来る時に、親子で何やらひまわりの事を話しながら歩いているのが聞こえて来ました。

ガレージの左側の花壇にはアメリカフヨウの種を蒔き、夏には直径20cm程のピンク、赤、白の大きな花を咲かせました。

こんな大きな花を自分で育てた事が無かったので自分でもビックリしました。
とても豪華な夏らしい気持ちにさせてくれる花でした。

そして樫の木の下の水仙ですが西洋水仙で鼻の大きさも大き目で、筒の部分が鮮やかなオレンジの花が沢山房になって付くとても綺麗な見ごたえのある種類でした。
しかも100株程植わっていて、近所の人が「又この水仙が綺麗に見れて嬉しいわ。」と言って下さったのが思い出として残っています。

夏には庭中あちこちで風蝶草と言う花がゆらゆら風に揺れていました。

この花は種がこぼれて至る所で育っていました。
とても風情のある植物でこれも我が家の夏の庭には欠かせない物となりました。

その他にも土のある所には毎年違った一年草を育てて楽しみました。

フェンスの外側の狭い空間にも冬場はパンジー、夏場はベゴニアやマリーゴールドにハーブ等を植えて、フェンスにはピンクのツルバラを這わせたりクレマチスを絡ませたりしました。

今でもまだ沢山の花がふくふくした土に包まれて育っています。
どんなに忙しくても土いじりをしていると心が落ち着きます。

私の日頃のストレスを緩和してくれる土と植物に感謝をしています。

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